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どんな時に受診すべきか

ハナミズが出だしたので、小児科に連れていったら、「この程度で受診する必要はない」と言われた。かと思うと、咳がでていて少し機嫌が悪かったので、たいしたことはなさそうだけど「念のために」受診したところが、「随分悪いね、もっと早く連れて来なくっちゃ」と言われてあわてた。夜、急に39度も発熱したので急患センターに駆けつけたところが、座薬の解熱剤しかくれなかった、etc、こんな経験はありませんか。病気で受診したのに叱られたのでは、悲しくなりますね。

そこで、どんな時には急ぐべきか、あるいは翌日でもいいのか、あるいは家庭でどこまで見ておれるのか、その基準をご紹介します。

  1. 食う・寝る・遊ぶの3つとも悪い → 時間にかかわらず、ただちに受診
  2. 食う・寝る・遊ぶの2つが悪い → なるべく当日中に受診
  3. 食う・寝る・遊ぶの1つが悪い → 翌日の受診で大丈夫のことが多い
  4. 食う・寝る・遊ぶが全部普通 → とりあえず家庭で観察、ただし、4日目 を過ぎても同じ症状がだらだらと続く場合には、受診しておく方が無難。小児の急性感染症では、4日目を過ぎると下火に向かうことが多いからです。
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