ふくろうブログ

  • 2002.10.02 事故とやけど

    習慣的思いこみによる重大事故

    30年ほど昔になりますが、自動車メーカーのA社だけ、マニュアル車における変速ギアの配列が他社の車と違っていました。A社の車で運転練習していた友人は、試験では他社の車だったため、踏切でギアをいつも通り低速にしたつもりがバッ […]

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  • 2002.10.01 子どもの病気への対応

    クリームと軟膏(つづき)

    前号でクリームは親水性で汚れを落とす作用、軟膏は親油性で保湿と皮膚保護作用という説明をしました。クリームはあとで落とすことを前提にしており、皮膚への刺激性は軟膏より強いのです。ただしステロイドの場合には、軟膏だけでなくク […]

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  • 2002.09.03 子どもの病気への対応

    クリームと軟膏

    アトピー性皮膚炎や虫刺されなど、いろいろな皮膚の病気に対して、軟膏やクリームをどのように使い分けているのか、時々質問されます。 革靴の手入れには軟膏でなく、クリームを塗りますね。クリームは親水性ですから、塗ると革の中から […]

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  • 2002.09.02 子どもの病気への対応

    旅行に持って行く薬

    行楽シーズンです。ちょっとした旅行でも、とちゅうで体調をくずしたら大変。そこでお薬を持っていくことにしたのですが…。 知らない土地では食あたり、水あたりがこわいし、乗り物酔いも心配、いや咳や鼻水もそれなりに厄介、といろい […]

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  • 2002.09.01 子どもの病気への対応

    輸入感染症について

    アメリカ合衆国で、西ナイルウイルス病というアフリカ原産の病気が大流行しています。このウイルスは、日本脳炎ウイルスの仲間で、蚊が媒介します。脳炎を起こして死亡することもあり、重症な病気の一つです。 もともとウガンダで発見さ […]

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  • 2002.08.02 アレルギー性疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症)

    アレルギーの季節

    季節の変わり目…。あまり好きな言葉ではありませんね。私も花粉症と慢性副鼻腔炎があり、春先と秋口は草むしりでクシャミと鼻水が発生。ツル草の花粉症ですが、草むしりをサボる言い訳に使っております。 運動会のシーズンは砂ボコリの […]

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  • 2002.08.01 こころの発達とその異常

    こどもの会話と親子の会話

    「パッパー、オ帰リー、あのね、○○レンジャーがね、ブーン、ってね、そしたら、ヒューン、ドッギューン、ってね、それでボクもね、ブイーン、ってやったらね、バッコーン、ってなったと。あー面白かったー!」 子どもにとっては、現実 […]

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  • 2002.07.01 子どもの病気への対応

    とびひのケアー

    高温で湿潤な日本の夏は、子どもさんにとって“あせも”や“とびひ”など、皮膚病との戦いの季節でもあります。黄色ブドウ球菌や化膿性連鎖球菌(いわゆる溶連菌)が原因となります。 抗生物質の内服と抗生物質入り軟膏の外用(つけ薬) […]

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  • 2002.07.01 アレルギー性疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症)

    夏休みと気管支喘息

    夏は、プール・海水浴・川遊び(どれも疲れやすい)、花火・蚊取線香・お墓参り(お線香)・バーベキュー・里帰り(客用布団)の季節。これらはいずれも、気管支喘息の発作を起こしやすい条件になります。 気管支喘息のひとでは、気管支 […]

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  • 2002.06.03 予防接種

    日本脳炎と予防接種

    日本脳炎ウイルスを媒介するコガタアカイエカは、おもに水田で繁殖するため、アジアの米作地帯(モンスーン気候帯)が流行地域になります。日本脳炎ウイルスは、夏の間だけ豚の血液中にいます(理由は不明)。 豚を吸血した蚊に移ったウ […]

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