ふくろうブログ

  • 2001.09.03 子どもの病気への対応

    お魚由来の食中毒

    2001年の夏は、聞きなれない名前が新聞を騒がせました。 ビブリオ・ブルニフィカス(Vibrio vulnificus) 私は、鉄の戦車に乗った古代ローマの格闘技やさんを想像しましたが…。 実はこれ、沿岸の海水にはどこに […]

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  • 2001.09.02 子どもの病気への対応

    二学期早々に疲れるこども

    例年、2学期が始まって数週間すると、立派な体格なのに異常にきつがるこどもさんが増えてきます。とくに小学校高学年から中学生に多いのですが、体がぐにゃぐにゃ状態で診察中もまっすぐ座れないほどです。 朝起きられない、午前中は食 […]

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  • 2001.08.02 事故とやけど

    やけど

    私は小学校1年生の時、給食用のお湯を右肩から浴びて腕全体にやけどを負いました。熱湯がカーデガンに沁み込んで広範な傷になりましたが、居合わせた6年生が井戸水で着衣ぐるみ冷やしてくれました。 その後、やけど専門の皮膚科医院に […]

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  • 2001.07.03 子どもの病気への対応

    夏の手洗いについて

    夏はいろいろの病原体が私たちをねらっています。夏に流行する病原体の多くは、手や食品、飲用水などから口に入りこむものが多いのです。 病原体の侵入をふせぐ有効な対策は、手洗いを励行する、指をなめたり爪をかじったりしない、皮膚 […]

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  • 2001.07.02 子どもの病気への対応

    口内炎の治療

    手足口病や、ヘルパンギーナなど、口内炎を起すウイルス性の病気が流行しています。手足や、膝、おしりなどのブツブツはかゆみもなく、放置しても自然に治りますが、口内炎は食事もとれないほど痛みが強いことがあり、何らかの対応が必要 […]

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  • 2001.07.01 子どもの病気への対応

    とびひの治療

    高温多湿の日本の夏は、とびひやあせも、みずいぼなど、皮膚病とのたたかいの季節です。とびひは乾いた皮膚にはできにくいのですが、汗ばんでいる皮膚に、あせもや虫刺されなどのキズがつくと、すぐできます。 とびひは、黄色ブドウ球菌 […]

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  • 2001.06.02 子どもの病気への対応

    夏かぜについて

    手足口病やヘルパンギーナなどの夏かぜが少しずつ増えています。病原体はどれもエンテロウイルスです。このウイルスはのどから侵入して、おしりからでていきます。熱のほかに腹痛や下痢・嘔吐をともなうこともあります。 いちど感染する […]

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  • 2001.06.01 全身状態の把握と受診のタイミング

    急患センター受診について

    夜間に急な発熱やけいれん、嘔吐、喘息の発作などで、急患センターを受診された経験のある方は多いことでしょう。とくに夜間はふだんのかかりつけ医療機関が開いていない時間帯であるため、心理的不安が強くどうしても朝まで待てずに受診 […]

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  • 2001.05.02 子どもの病気への対応

    梅雨どきに多い病気

    夏が近づくと、高温多湿の日本列島は、寝苦しい日、蒸し暑い日の繰り返しになります。目には見えませんが、体調を維持するための自律神経や内分泌系の負担がふえます。ゴールデンウイーク明けは、まさにそのような季節。 そこに新学 […]

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  • 2001.05.01 子どもの病気への対応

    発熱時の対応

    夏カゼと思われる患者さんが増えつつあります。かなり高熱をだすこどもさんもいますので、毎日診療が終わる頃になると、解熱剤(げねつざい)を使ってよいかどうか、といった問い合わせが多くなります。 解熱剤の目的は、高熱を平らにす […]

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