行楽シーズンです。ちょっとした旅行でも、とちゅうで体調をくずしたら大変。そこでお薬を持っていくことにしたのですが…。
知らない土地では食あたり、水あたりがこわいし、乗り物酔いも心配、いや咳や鼻水もそれなりに厄介、といろいろ考えていたらどこにも出かける気がしなくなった…。でもここでくじけては週末がもったいない。
イザというときに一番役に立つのは痛み止めです。旅先で突然の痛みは、それが歯痛、腹痛、頭痛を問わず、大変な不安をもたらします。
痛み止め薬の多くは、熱さましの作用も持っていて、発熱にも対応できます。解熱(げねつ)鎮痛(ちんつう)薬と呼ばれます。日ごろから、大抵の痛みに効く、自分に合う鎮痛薬を一つ見つけておくと重宝します。
鎮痛薬でとりあえずしのいだとしても、痛みは、何か重大な病気のサインであることが多いので、続く場合やくり返す場合には、余裕のある時に医療機関を受診して、根本的な治療を受けるようにしてください。