お年寄りの方が、ハナの前に湯のみを両手で抱えて、ズズーッと渋茶を飲んでいるような光景を見られたことがあると思います。ハナに湯気を通し、ノドを潤し、ついでに緑茶のカテキンという抗菌成分で、インフルエンザなどのウイルスが粘膜に付着するのを予防しようとする、まさに一石三鳥の生活の知恵でしょうか?こうしておくと、野良仕事にでて、土ボコリやワラくずなどのホコリを吸っても、結構ノドは守られるというわけでしょう。
私も毎朝、歯磨きの後で、白湯(さゆ)でうがいをします。ガラガラペーではなく、3分間ほど、白湯を口腔内にためて、じっとハナだけで息をするのです。やがて、ハナの穴に結露が生じてきます。のどの奥にそのハナ汁が流れ込みだしたら終了。ペッと出して、ハナはチンとかんでおしまい。これで少なくとも半日は快適。時間があれば、昼と夕方にも実行しております。
気温が下がり空気が乾燥する季節になると、必ずノドやハナをやられます。皆さんも是非、このような方法を試してみてください。予想外の効果に驚かれますよ、きっと。緑茶や紅茶の煎じカスでうがいをするのも良い方法です。毎月の医療費が助かることでしょう。