ふくろうブログ

  • 2002.08.01 こころの発達とその異常

    こどもの会話と親子の会話

    「パッパー、オ帰リー、あのね、○○レンジャーがね、ブーン、ってね、そしたら、ヒューン、ドッギューン、ってね、それでボクもね、ブイーン、ってやったらね、バッコーン、ってなったと。あー面白かったー!」 子どもにとっては、現実 […]

    続きを読む

  • 2002.02.04 こころの発達とその異常

    こどもの精神衛生の現状

    小児科医の勉強会で、福岡教育大の横山先生(心理学)のお話をうかがいました。 現代っ子の生活の特徴として、先生は多くの問題点を指摘されました。 食事がおかしい。朝食はファストフードか、まったく抜き。朝食や夕食の時間も不規則 […]

    続きを読む

  • 2001.03.03 こころの発達とその異常

    心の悩みへの対応

    こころの悩み相談に、私はどのように対応しているのか、簡単な方法を解説します。以下に述べることは10歳以上の方への「個人面接」を想定した技法だと考えてください。 基本的に、ステップ1、ステップ2の2段階で考えます。 それぞ […]

    続きを読む

  • 2000.10.01 こころの発達とその異常

    心の問題への対処で重要なこと

    あんたは、何で、人の自転車やら盗んだとね?おまえは、どうして、お父さんの言うことが聞けんとや?何で、先生の言うとうりにせんとや?どうして、こげんこつが分からんとや? あんたちゅう子は、お母さんの言うことば、じぇんじぇん聞 […]

    続きを読む

  • 2000.09.01 こころの発達とその異常

    季節の移り変わりとこどもの成長

    私がこどもの頃、夏休みは母の実家に2週間くらい遊びに行っておりました。向こうに着くと、祖父や祖母や隣近所のジイチャン・バアチャン・オジサン・オバサンまでが、会ったとたんに、「大きゅうなったもんじゃね。そらまあよう来たのう […]

    続きを読む

  • 2000.04.01 こころの発達とその異常

    6歳児の意味

    多くの国では、6歳に達すると小学校に入学します。成長曲線では、この年齢は、直線状に身長が増加していて、一見すると変化の少ない、無風のように見える時期ですが、からだの中では眼に見えない大きな変化が進行しています。 からだを […]

    続きを読む

  • 2000.01.01 こころの発達とその異常

    こどもの時間、おとなの時間、老人の時間、弱き人の時間

    私たちは、だれもが同じ時間を生きているはずなのですが、実際には、ひとり一人それぞれに、その時間の感じ方(主体的時間)はちがいます。楽しいことはあっという間に過ぎてしまうのに、悲しいこと、つらいことは、まるで時間が止まって […]

    続きを読む

  • 1999.11.01 こころの発達とその異常

    からだの異常とこころの異常

    からだの病気とこころの病気では、対応がまったくちがうはずだ、と思われているようですが、実はほとんど変わりません。 私たちがからだの病気になった時のことを想像してください。例えば、車の故障とからだの故障とはどこが違うのでし […]

    続きを読む

  • 1998.12.01 こころの発達とその異常

    こころの発達、その3

    思春期のこどもは、自分でもコントロール不能の突然の怒り、無力感、正義感、暴力的感覚、などに支配されます。時として、自分自身を価値のない者とみなしたり、他人をたいした根拠もなくさげすんだり、きわめて情緒の不安定な心理状態に […]

    続きを読む

  • 1998.11.01 こころの発達とその異常

    こころの発達、その2

    誕生直後の赤ちゃんは、口をモグモグさせたり、手足を動かすことぐらいしかできません。イモ虫と同じレベルです。やがて這い回るようになるとイモリやトカゲに肩を並べ(両生類や爬虫類レベル)、つかまり立ちでネズミや犬に追いつき(哺 […]

    続きを読む