ふくろうブログ

  • 1998.04.02 子どもの病気への対応

    環境ホルモンについて

    最近とみに目にするのがこの言葉。内分泌かくらん撹乱物質ともいわれます。案外知られていなくて、しかも危険性の高いのが、出前のラーメンなど油もののメニュー。ポリラップで包んできますが、このラップ中にかそざい可塑剤として使われ […]

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  • 1998.04.01 全身状態の把握と受診のタイミング

    診察の手順

    こどもの診察は大体以下の順番でおこないます。年齢や全身状態で変更になることはありますが。 顔色、目つき、歩けるか喋れるか、など目でみてわかる情報 脈拍、手足が温かいか冷たいかなど、ふれてわかる情報。からだの周辺部の様子が […]

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  • 1998.03.01 子どもの病気への対応

    発熱・下痢・嘔吐

    (前回の続き)高熱が40度も41度もつづいて、解熱剤(げねつざい)を何回使ってもどうしても熱がさがらない、どうしたらいいの?とのお尋ねが頻々にあるのですが、答えは、「やがて自然にさがるから、放っておきなさい」「見ないふり […]

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  • 1998.02.01 子どもの病気への対応

    体温管理

    インフルエンザの大流行も下火になってきました。各地ではすでにインフルエンザと思われる脳炎・脳症・ライ症候群(急性脳症をともなう肝不全・多臓器不全)による犠牲者も相次いで報道されています。今冬の流行の残した爪痕は相当大きく […]

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  • 1998.01.02 アレルギー性疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症)

    ハナのお話

    今回は一年の初っ端(しょっぱな)ですから、鼻と気管支の関係について考察してみます。鼻は顔の真ん中についているただの飾りではありません。呼吸器の入り口であり、臭いを嗅ぎ取るための感覚器でもあるのですが、呼吸(空気中の酸素を […]

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  • 1998.01.01 健康管理と国民医療

    国民総医療費の削減を実現するには

    現在、国民総医療費は27兆円にも達しています。その3分の1は高齢者の医療費です。国民の4人に1人は高齢者ですから、その医療費が総額として多くを占めているのは仕方のないことです。しかし次の世代に借金を残すまいとすれば、高齢 […]

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  • 1997.12.02 インフルエンザ

    新型インフルエンザ登場

    インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性の熱性疾患で、届出伝染病の一つです。ただのかぜ(普通感冒)とは全くちがう病気です。このウイルスは半径数メートル以内で感染する普通感冒ウイルス(ライノウイル […]

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  • 1997.12.01 いじめ

    いじめについての考え方②

    この一文は、いじめられっ子に、他の誰よりもよく理解してもらえるのではないかという気がする。(中略)ほとんどは私自身が体験した状況であるが、いじめられ体験というものは言葉に非常にしにくいものである。それを多少とも言葉にする […]

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  • 1997.11.01 いじめ

    いじめについての考え方①

    ある日突然に、どこかの中学校の生徒が自殺をした、というような記事がメディアに流されます。そして遺書には、「いじめ」にあっていたことがほのめかされたり、具体的に加害者(たち)の名前が記されていたりします。しかし、担任の先生 […]

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  • 1997.10.01 アレルギー性疾患(気管支喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症)

    気管支喘息について

    好天が続いて、日中と朝晩の気温差が結構あるためか、気管支喘息や鼻炎の患者さんが多く受診されます。とくに気管支喘息で、コントロール不良、すなわち苦しい発作を数日おきに繰り返しては、夜間急患センターに駆け込むひとが多いのです […]

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