ふくろうブログ
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2001.02.02 子どもの病気への対応
解熱剤(げねつざい)の目的は、熱を下げることではなく、熱を下げることによって、「食べる・眠る・遊ぶ・ご機嫌」の質を確保することです。 「食べる・眠る・遊ぶ・ご機嫌」をなるべく良い状態にキープすることで、病気とたたかってい […]
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2001.02.01 ふくろう通信
暖冬のおかげなのか、インフルエンザらしき患者さんはほとんどいませんが、嘔吐下痢症、水痘、はしか(麻疹)、溶連菌感染症などが、不在を穴埋めするように増えています。まもなく春一番が吹き荒れると、スギ花粉の散布がいっせいに始ま […]
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2001.02.01 健康管理と国民医療
医療事故が後を絶ちません。連日のようにマスメディアに報道されます。さいきんの報道では、人と人の間、つまりスタッフ間の引継ぎミス、申し送り時の確認ミスによる事故が多くなっています。 医療過誤が発生した時の対応や、ふだん患者 […]
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2001.01.01 ふくろう通信
21世紀を迎えました。今、日本の国は、多くの面で危機的状況にあるといわれています。政治・経済だけでなく、医療、介護、福祉、教育と早急に解決をはかるべき課題は山積しています。一方で、こどもだけでなく、社会的不適応の人が増え […]
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2001.01.01 健康管理と国民医療
さいきん、建築学の分野で、これまでのバリアフリーという言葉を拡張して、ユニヴァーサル・デザイン(普遍的意匠)という言葉が使用されるようになっているそうです。赤ちゃんからお年寄りまで、男性でも女性でも、右利きでも左利きでも […]
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2000.12.01 ふくろう通信
一木こどもクリニック便り 西暦2000年12月(通算48号)
最近は、人から人にうつるおなかの病気(感染性胃腸炎)の患者さんと、ときおりインフルエンザらしき患者さんも受診されますが、平均的には暖冬のせいか、食中毒と思われるケースも混じり、便の検査でサルモネラ菌や病原性大腸菌も検出さ […]
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2000.11.02 インフルエンザ
冬にはやる呼吸器の病気の代表がインフルエンザで、その特徴は以下のように要約できます。 ウイルスにはA、B、Cの3型があり、このうちAとBが毎年、世界的に流行を繰り返す。A型インフルエンザウイルスは変装の名人で、常にマイナ […]
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2000.11.01 ふくろう通信
一木こどもクリニック便り 西暦2000年11月(通算47号)
寒暖をくりかえしながら、少しずつ冬に向かいつつあります。天候ばかりはどうしようもありませんが、乳幼児のハナミズや喘息発作などは、お天気と密接に関係しています。天気図上で、九州付近にたくさんの等圧線が見られるときは、風が強 […]
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2000.10.03 インフルエンザ
例年、インフルエンザらしい患者さんが受診し始めるのは、クリスマスの1週間ほど前です。ワクチンを接種していても、発症そのものを完全に予防できるわけではありませんが、高齢者が重症化することに対しては、明らかに有効であるとされ […]
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2000.10.02 子どもの病気への対応
お年寄りの方が、ハナの前に湯のみを両手で抱えて、ズズーッと渋茶を飲んでいるような光景を見られたことがあると思います。ハナに湯気を通し、ノドを潤し、ついでに緑茶のカテキンという抗菌成分で、インフルエンザなどのウイルスが粘膜 […]
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